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監督 成瀬巳喜男 脚本 松山善三 撮影 安本淳 音楽 斎藤一郎 制作 藤本真澄 成瀬巳喜男 編集 大井英史


▮あらすじ▮

礼子(高峰秀子)は戦争中学徒動員で清水に派遣された際、しず(三益愛子)に

見染められて森田屋酒店に嫁いだ。

子供も出来ないまま、夫に先だたれ、嫁ぎ先とはいえ、

他人の中で礼子は森田家を切り盛りしていた。

 

森田家の次男・幸司(加山雄三)は、最近、東京の会社をやめ、清水に帰っていた。

何が原因か、女遊びや、パチンコ喧嘩と、その無軌道ぶりは手をつけられない程だ。

そんな幸司をいつも、優しくむかえるのは、義姉の礼子だった。

再婚話も断り、十八年この家にいたのも、次男の幸司が成長する迄と思えばこそであった。

ある日見知らぬ女との、交際で口喧嘩となった礼子に幸司は、

今までわだかまっていた胸の内をはきすてるように言った。

 

「馬鹿と言われようが、卑怯者といわれようが、僕は義姉さんの側にいたい」

義姉への慕情が純粋であるだけに苦しみ続けた幸司だったのだ。

 

 

乱れる

◆感想◆高峰秀子の夫・松山善三が脚本を書き、成瀬巳喜男が監督した作品。未亡人と義理弟の禁断の愛を描いたメロドラマで、ネタバレになるので言えませんが衝撃的な終わり方をします。主演の高峰秀子はもちろん素晴らしい演技でしたが、加山雄三の義理弟役がハマっていて良かったです。また清水で酒屋を切り盛りしているという設定も面白く、スーパーマーケットにしようなんて話まで出てきて最後まで目が離せない作品です。高峰秀子と加山雄三が最後どうなってしまうのか?気になる方はぜひこの機会に観て下さい。おすすめです。

 


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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