監督 五社英雄 脚本 笠原和夫 原作 田村泰次郎 撮影 森田富士郎 音楽 泉盛望文 企画 日下部五朗 佐藤雅夫 編集 市田勇 助監督 鈴木秀雄
▮あらすじ▮
昭和二十二年秋、米軍占領下の東京で、せん(かたせ梨乃)をリーダーにマヤ、
花江、美乃、光代、幸子と新入りの町子(西川峰子)たちは街娼、いわゆるパンパンをしていた。
棲み家はどぶ川沿いの焼けただれたビルで、新橋を中心に関東一家と名乗っていた。
ライバルは銀座の裏に棲むお澄(名取裕子)をリーダーとするラク町一家。
焼けビル対岸一滞の闇市を仕切るやくざの袴田一家がせんたちを配下にしたがっていた。
しかし、関東一家には巨大な不発弾という守り本尊があった。
いつ爆発するかわからないので、やくざたちもうかつには近寄ることができなかったのだ。
秋も深まった秋の夜、一人の男が関東一家に逃げ込んできた。
伊吹新太郎(渡瀬恒彦)というその男はかつての陸軍上等兵で、
強盗を働いてMPに撃たれたのだった。
せんは新太郎に、自分が初めて抱かれた男の面影を見た気がした。
冬を迎えるころ、せんはお澄と打ちとける仲になっていた。
彼女は母と妹を犯したロバートという米兵に復讐するため、パンパンに身を落としていたのだった。



肉体の門
◆感想◆田村泰次郎の同名小説を映像化した作品で監督は五社英雄。本作は主演がかたせ梨乃でライバル役が名取裕子、脇を固めるのは渡瀬恒彦や根津甚八、西川峰子など面白そうな組み合わせになっています。五社英雄監督らしく、女優が脱ぐシーンが多くヴィジュアル的にもなかなか強烈です。戦後の厳しい時代をたくましく生きた女たちの話で、最後も衝撃的な終わり方をする「肉体の門」オススメです。
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