監督 岡本喜八 脚本 井出雅人 古田求 撮影 村井博 音楽 佐藤勝 制作 俊藤浩滋 武田敦 企画 佐藤正大 編集 阿良木佳弘 助監督 白山一城
▮あらすじ▮
昭和二十五年、北九州一円ではヤクザ組織の抗争がエスカレートして、
まさに一触即発の状態であった。特に小倉では昔かたぎの岡源組と新興ヤクザの
橋伝組がしのぎを削っていた。この事態に小倉警察署長は、ヤクザ抗争を民主的に解決するために
野球大会を提案した。
岡源組、斬り込み隊長の加助(菅原文太)は“タマ遊び”でカタをつけることにのれず、
割烹「川太郎」で飲んだくれていた。加助は店のおかみ・お仙(宮下順子)にゾッコンまいっていた。
岡源組のシマを狙う橋伝組は、一気に決着をつけようと、札束にものをいわせ、
全国から野球上手な渡世人を集めた。
一方、岡源組はドシロウトばかり、
わずかに戦争で片足を失った五味(フランキー堺)を監督に迎えただけだった………



◆感想◆火野葦平の新遊侠伝をヒントに脚本が書かれた作品で監督は岡本喜八。戦後、ヤクザの抗争を解決するため、警察署長の提案で抗争に代えてヤクザ対抗野球大会が開かれるという有りそうでないストーリーで、出演者も個性的な役者さんが多いです。菅原文太や田中邦衛、北大路欣也が野球で対決するのは面白かったですが、残念だったのは何試合かやるので長すぎると感じてしまうこと。もっとコンパクトに仕上げて欲しかったです。とはいえマトモな試合にならないところは期待を裏切らないし、たまにはこんな作品も良いなと思いました。おすすめです。
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