監督 和泉聖治 脚本 高田宏治 原作 溝口敦 撮影 東原三郎 音楽 小林靖宏 制作 俊藤浩滋 高岩淡 企画 佐藤雅夫 助監督 南光
▮あらすじ▮
在阪商社・淀商社主の茂木信夫(中尾彬)は東京進出を狙い、
大和会理事長の江田晋(小林旭)に急接近した。
それまで茂木と手を組んでいた九頭龍組の本部長補佐・別役直人(渡瀬恒彦)は、
茂木の愛人でもある妹のしのぶ(二宮さよ子)からそのやり取りを聞き警戒していたが、
そんな折り、江田組系の組員が九頭龍組の鉄砲玉を殺してしまう。
だが江田と九頭龍の本部長・灰原剛(菅原文太)とのホットラインによりケリはつき、
しかも激化していた姫路の平会と九頭龍との抗争も大和会の仲介により手打ちになる次第となった。
東京に出向いた灰原は内部密告により警察に逮捕されてしまうが、
江田の機転で密告騒ぎも無事に処理され、彼が茂木から買い取った河口湖畔に開発した
ゴルフ場もオープンに向けて着々と進行、平会と九頭龍との手打ちも平穏に終わる。
だが武闘派の別役だけは最後まで抵抗し、江田に立ち向かっていく………
民暴の帝王
◆感想◆90年代の東映のヤクザ映画で監督は和泉聖治、脚本は極妻シリーズ等で有名な高田宏治。本作は主演の小林旭をはじめ、70年代のヤクザ映画常連の役者が多数出演していて、本物のような迫力があります。特に小林旭、渡瀬恒彦はビビるくらい怖かったですw内容のほうはリアルな話ではありますが、ドンパチは少なめ、最後も盛り上がりに欠ける感じでガッカリしましたが、七瀬なつみ、渡瀬恒彦の二人はよかったので気になる方はぜひこの機会に観て下さい。おすすめです。
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