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監督 深作欣二 脚本 佐治乾 田中陽造 高田宏治 撮影 中島徹 音楽 津島利章 企画 日下部五朗 橋本慶一 奈村協 編集 堀池幸三 助監督 清水彰


▮あらすじ▮

昭和四十三年。覚醒剤を主とする密輸品は、古くから関門海峡の周辺を密輸基地に陸揚げされ、

日本全国の暴力組織に捌かれていた。その莫大な利権をめぐって対立する

大和田組と共栄会の二大組織があった。

大和田組幹部・楠鉄弥(山崎努)は、親分・大和田徳次(西村晃)の命で、

流れ者・黒田修次(菅原文太)、組員・須川(渡瀬恒彦)とともに、

共栄会々長・正木を襲撃、黒田は自から単独殺人を認め殺人罪で刑務所へ収監された。

共栄会は組長の死以後、崩壊し、大和田組は勢力を拡大した。

 

七年後、黒田は仮出獄した。黒田はその足で楠を訪ねたが、楠はヒロポン中毒になっていた。

一方、大組織化した大和田組にも派閥ができた。

 

大和田組からの独立を赤松組々長(室田日出男)が宣言すると、それに反対する

若頭の相原(成田三樹夫)、幹部の井関(織本順吉)ら直系組長や大和田組傘下の組長の間で、

腹の中のさぐりあいが展開される。

やがて相原の罠により赤松が殺され、黒田をも巻き込んで凄惨な組長交代劇が展開してゆく………

 

 

 

新仁義なき戦い 組長の首

◆感想◆新仁義なき戦いシリーズの二作目で監督は深作欣二。本作は実録路線ではなく、フィクションの作品になりますが、暴力シーンは相変わらずの凄い迫力で圧倒されます。目立っていたのはポン中で廃人と化した楠を演じた山崎努で、主役を食うぐらいのヤバさでした。あとはお馴染みの成田三樹夫室田日出男が良かったと思います。「組長の首」を狙う黒田(菅原文太)と子分たちが最後どうなるのか?まだの方はぜひこの機会に観て下さい。おすすめです。


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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