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監督 黒澤明 原作 山本周五郎 脚本 小国英雄 菊島隆三 井出雅人 黒澤明 撮影 中井朝一 斎藤孝雄 音楽 佐藤勝 制作 田中友幸 菊島隆三


▮あらすじ▮

御典医を夢見て長崎で蘭方医学を学んだ保本登(加山雄三)は、

赤ひげと呼ばれる小石川養生所の新出去定(三船敏郎)の独断で

養生所の住み込み医師にさせられたと誤解していた。

 

日々赤ひげに反発する保本は、養生所の禁をすべて破って放り出されることを

頼みとしていた。

ある日、座敷牢にいる狂女(香川京子)に殺されかけた保本は

間一髪のところで赤ひげに助けられた。

毎日、黙々と医術を施す赤ひげは「病気の原因は貧困と無知からくるもので、

これには治療法はない」と言うのだった。

そんな中、保本が初めて赤ひげに共鳴してお仕着せを着た日、

赤ひげは保本を岡場所に同行させた。

そして幼い体で客商売を強いられているおとよ(二木てるみ)を助け出す。

保本は人を信じることを知らない薄幸なおとよを献身的に看病した。

 

やがておとよは保本に対しても、他人に対しても愛情を示すようになる。

そして、貧しい一家の子・長次(頭師佳孝)と出会い、幼い恋が芽生えた頃

長次一家が毒を飲んで一家心中を図った………

 

 

 

赤ひげ

◆感想◆原作は山本周五郎の「赤ひげ診療譚」ですが、ドストエフスキーの「虐げられた人びと」も取り入れた黒澤明監督らしい作品。弱きを助け強きを挫く赤ひげ(三船敏郎)に影響され、エリート志向の若い医師・保本(加山雄三)がだんだん気持ちが変わっていくというストーリーで、他の登場人物も個性的で面白いです。特に良かったのは虐待されていた少女・おとよと保本のエピソードで子役の二木てるみが素晴らしい演技をしています。終盤、泣けるシーンもあり名作揃いの黒澤作品の中でもかなり好きな作品の一本です。まだの方はぜひこの機会に観て下さい。おすすめです。

 

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アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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