監督 中島貞夫 脚本 神波史男 松田寛夫 中島貞夫 撮影 増田敏雄 音楽 青山八郎 企画 俊藤浩滋 佐藤雅夫 上阪久和 編集 堀池幸三 助監督 藤原敏之
▮あらすじ▮
大阪で千田組を勢力を二分する新宮組の若頭・須藤(菅原文太)は、
阪鉄社長・稲田のスキャンダル記事を入手、子分の木暮(千葉真一)に、
それをネタに稲田を恐喝し、金を搾り取らせる。
この事件が波紋を呼び、新宮会会長・新宮(藤田進)は引退、須藤に二代目を譲る。
千田組との強硬対決路線を打ち出した須藤は、阪鉄サブナード建設にからむ恐喝を指示するが、
すでに実業家として道を歩み始めていた新宮は、スポンサーをも敵に回す
須藤のやり方に激怒し、新宮会の代紋を須藤から剥奪する。
新宮による突然の破門で怒り心頭に発した須藤は、千田組が開く、
先代組長の十三回忌法要を襲撃する計画を立てる。
それをとがめ、押しとどめる木暮を須藤は殴り飛ばす。
須藤は覚せい剤の乱用のため、正常な判断力を失いつつあった………
日本の仁義
◆感想◆東映の「やくざ戦争 日本の首領」に続くオールスターのヤクザ映画で監督は中島貞夫。かなり豪華な顔ぶれなので期待して観ましたが、そこまで面白くはなかったというのが正直な感想です。様々な人間模様が描かれていますが、そのせいで作品が薄っぺらくなっていると思いました。そんな中でもヤクザ映画では見た記憶がないフランキー堺や池波志乃あたりは良い演技をしていて良かったと思います。須藤(菅原文太)が跡目を継いだ後、組はどうなるのか?まだの方はぜひこの機会に観て下さい。おすすめです。
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価格:825円 |
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