監督 深作欣二 脚本 鴨井達比古 原作 藤田五郎 撮影 仲沢半次郎 音楽 津島利章 企画 吉田達 編集 田中修 助監督 小平透
▮あらすじ▮
昭和二十一年。新宿には、テキ屋系の四つの組織が縄張りを分けあっていた。
石川力夫(渡哲也)の所属する河田組は、経営の才にたけた河田修造(ハナ肇)を組長に、
組員三百名を数え、野津組に次ぐ勢力を誇っていた。
兄弟分の今井幸三郎(梅宮辰夫)、杉浦、田村(山城新伍)らを伴った石川は、
中野の愚連隊“山東会”の賭場を襲い金を奪う。
山東会の追手から逃がれ、忍び込んだ家で、石川は留守番をしていた娘、
地恵子(多岐川裕美)を衝動的に犯した。この事件をきっかけに、山東会と石川たちの抗争が起こり、
石川らが山東会を壊滅させ、同時期に今井組が誕生した。
その後、河田を刺した石川は逮捕され、一年八カ月の刑を受けた……。
出所した石川は、河田組から十年間の関東所払いになっているため大阪へ流れる。
そして一年後。ペイ患者となり一段と凄みの増した石川が、今井組の賭場に現われた。
だが、石川は、一番信頼していた兄弟分の今井からも説教され、
狂ったように今井を撃ち殺した。



仁義の墓場
◆感想◆実在した破天荒すぎるヤクザ・石川力夫の生き様を描いた作品で、監督は深作欣二。主演の渡哲也はこれが東映での初主演作で危険人物の役を好演しています。特にペイ中毒(ヘロイン中毒)になった後の渡哲也の演技はヤバすぎてゾッとします。深作監督なので暴力シーンも迫力十分ですし、脇を固める役者たちもリアルで素晴らしい。東映の実録路線と言われる作品の中でも印象に残る名作だと思います。おすすめです。
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