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監督 シドニー・ルメット 原作 ナオミ・フォナー 脚本 ナオミ・フォナー 撮影 ジェリー・フィッシャー 音楽 トニー・モットーラ 制作 エイミー・ロビンソン グリフィン・ダン


▮あらすじ▮

ダニー(リヴァー・フェニックス)は、大好きな両親と仲の良い弟を持つ心優しい高校生。

しかし、彼には誰にも打ち明けることのできない秘密があった。

彼の両親は、1960年代の反戦運動テロリストとしFBIに指名手配された

解放軍のカップルだったのだ。名前を変え、髪の色を変え、

半年ごとの夜逃げに近い「引っ越し」だらけの人生だったダニーにも、青春といえる時が来る。

 

音楽教師フィリップスの娘であるローナ(マーサ・プリンプトン)と恋に落ちるダニー。

そんなある日、ダニーの両親を訪ねたかつての同志であるガス(L・M・キット・カーソン)が、

ダニーの父親アーサー(ジャド・ハーシュ)を銀行強盗に誘った。

 

ガスを追い返したものの、身近で騒動が起きる危険を察知して「引っ越し」を決めるアーサー。

音楽大学に進むために一人で町に残るか、愛する家族と共に「引っ越し」の

貧しい人生を繰り返すか、ダニーにとって難しい人生の選択となる。

 

 

 

旅立ちの時

◆感想◆世界の黒澤明監督が好きな映画に挙げていた本作は、反戦活動家のテロリストとしてFBIに追われている両親と逃亡生活を送っている17歳の少年の葛藤と成長を描いた傑作です。「スタンドバイミー」の頃と比べるとだいぶ大人になったリヴァー・フェニックスがとにかく素晴らしくて、彼の出演作の中で一番好きという人も多いのではないかと思います。印象に残るのはやはりラストで泣けるエンディングが素晴らしい。リヴァー・フェニックスを知らない世代の方もぜひ観て欲しいです。おすすめです。


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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