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監督 斎藤武市 脚本 関本郁夫 高田純 撮影 中島芳男 音楽 鏑木創 企画 坂上順 編集 田中修 助監督 馬場昭格 主題歌 ミス花子


▮あらすじ▮

河内松原に住む“河内のオッサン”こと徳田松太郎こと通称、徳松(川谷拓三は三十過ぎて、

まだ一人者の白タクの運転手。喧嘩早くて、粗骨者だが、河内男の心意気を身につけた好漢である。

 

徳松は、当然のごとくバクチ好きだが、残念ながらバク才はない。

ライバルの地主の息子、忠三郎(室田日出男)のカモになって、

いつも身ぐるみ剥がれて丸裸の朝帰りである。

 

そんな徳松にでも好意を寄せる女がいる。花火工場に勤める花子は、

徳松にバクチをやめさせようと常々忠告するのだが、自らバクチの天才と思い込む徳松には

馬耳東風である。

花子は徳松の鼻柱を折るべく勝負を挑んだ。かくて、一同注視の中で、

二人の差しの勝負が始まった。だが、この夜の徳松は向うところ敵なしで、花子とて容赦なく、

勝負はアッサリ徳松が勝った。

負けた花子は払うものがなく、身体で払うと言い寄られて、徳松はあわてふためいた。

徳松は、家に逃げ帰ったものの、治まらないのは河内の名物婆さん、

通称六升こと林田かね(ミヤコ蝶々)をはじめ、オジヤン、仙やんといった

何かとおせっかいやきの連中。

寄ってたかって徳松に羽織ハカマを着せて、花子との結婚式を強行した。

甘い新婚生活もマンザラではない徳松は、真面目に仕事に精を出すようになった。

 

そんなある日、徳松は東京から流れて来た唐長(岩城滉一)と名乗る若者と知り合った。

この男、何か過去を背負っているらしいが、妙に徳松と気が合って、二人は兄弟分の契を結んだ。

 

ここに、河内松原がひっくり返る大騒動が持ち上った。

唐長を追って東京の暴力団が流れ込んで来たのだ。

実はこの唐長、こともあろうに組長の情婦、かおると駆け落ちして来たのである。

かおるはファッション・モデルに憧れて上京した六升の一人娘であった………

 

 

河内のオッサンの唄

◆感想◆ミス花子が歌う同名のヒット曲をもとに、関本郁夫×高田純が脚本を書き、斎藤武市が監督した作品。名脇役として知られる川谷拓三が主演ということで、コメディ色が強めかと思ったら意外とそうでもなく、東映らしさがよく出ている人情劇といった感じです。拓ボン以外ではミヤコ蝶々室田日出男が目立っていて面白い。あとはやっぱり主題歌が強力で、一度聴いたら忘れられない名曲?ですね。唐長(岩城滉一)と知り合ったことで、暴力団との揉め事に巻き込まれた徳松はどうなるのか?まだの方はぜひこの機会に観て下さい。おすすめです。

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アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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