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監督 中島貞夫 脚本 高田宏治 原作 家田荘子 撮影 仙元誠三 音楽 山和樹 企画 日下部五朗 主題歌 和田アキ子


▮あらすじ▮

大阪南部を縄張りにしたヤクザ組織・井出組の傘下の秋葉組組長・秋葉吟二(竹内力が、

何者かによって殺された。

三ヶ月前、リゾートホテル建設という大事業に手を出していた秋葉は、

取引先の信用金庫のトラブルから融資を打ち切られ、苦しい状況にあった。

しかし、信用金庫の理事長が五十億もの隠し財産があるという情報を秘かに掴んだ彼は、

それをネタに一発逆転を狙っていた。

 

彼が殺されたのは、そんな矢先の出来事だった。

秋葉を殺した犯人・玉城(トミーズ雅)が捕まり、彼が秋葉殺しを指示したのが

井出組長だと自供した為に、井出(名古屋章)が逮捕された。

秋葉を我が子のように思っていた井出が、秋葉を殺める筈がない。

 

井出の妻・春日(岩下志麻)は、夫の汚名を晴らす為、そして秋葉を弔う為に、

秋葉の妻・杏子(とよた真帆)や傘下・番水組組長の妻・彩子(かたせ梨乃)たちの

協力を得て、事件の真相を暴こうと調査を開始する。

 

 

極道の妻たち 決着

◆感想◆極道の妻たちシリーズ十作目で監督は中島貞夫。シリーズもこれで最終作となりますが、主演はやはり岩下志麻でお馴染みのかたせ梨乃も出演しています。本作ではヤクザ映画ではあまり見ない愛川欽也やトミーズ雅などが出演していて、いい味出していると思います。ストーリーのほうは何となく黒幕が分かってしまうのが残念ですが、まあまあ楽しめました。岩下×かたせコンビは最後までかっこいいのでまだの方はぜひこの機会に観て下さい。おすすめです。

 

 

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アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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