監督 山下耕作 脚本 高田宏治 原作 家田荘子 撮影 木村大作 音楽 菊地ひみこ 企画 日下部五朗 プロデューサー 奈村協 小柳憲子 主題歌 寺田恵子
▮あらすじ▮
愛知県岡崎市の暴力団組織・中部坤龍会・千之崎組は地元住民に立退き運動を起こされ、
五代目千之崎組組長・野木万之助(梅宮辰夫)と妻・安積(岩下志麻)はカタギ相手の
対応に苦慮していた。
そんな中、大阪の大組織・淡野組の若頭・雁田和光(中尾彬)が千之崎組の跡継ぎと
見込んで万之助の兄弟分・笹部勝志(神山繫)を介して高明(草刈正雄)と千尋(かたせ梨乃)
に接触を図るが、夫妻は組内に波風を立たせたくないと話を聞かなかったことにする。
四代目淡野組組長・佐郷隆之(佐藤慶)に招かれた万之助が大阪に訪れると
住民側との和解案を提示され、その手伝いに雁田を紹介される。
しかし、万之助がその話を断ったため淡野組と溝が生じ、
翌日、高明は万之助から淡野組四代目を殺すよう命じられるが怖気づいてしまう。
その後、万之助は兄弟分・笹部勝志と住民側の岡浜市市議会議員・春日井一馬(浜田晃)
が裏で繋がっていた事を知って修羅場になり、安積は夫を助けようと笹部の手下を射殺してしまう。
刑務所暮らしとなった安積は半年後、面会に訪れた千尋から「千之崎組が住民側と和解したこと」
「万之助と兄弟分・笹部の揉め事は淡野組の仲立ちで手打ちになったこと」を聞かされる。
極道の女房に向いていないことを悟った千尋と、万之助と以前の夫婦関係に
戻れないと考える安積は、それぞれ離婚してカタギの女として人生をやり直す事を決め、
千尋は安積の前から去っていく。
三年後出所した安積は単身で香港旅行に出かけ、花杜昌治(北大路欣也)という
邦人に出会い惹かれて一夜を共にした。
ある夜、万之助が何者かにプロの手口で殺されてしまい、
身元確認に呼ばれた安積は刑事から見せられた犯人の似顔絵で花杜の知人だと気づく。
安積は花杜に会うために再び香港に向かった・・・・
新・極道の妻たち 覚悟しいや
◆感想◆極道の妻たちシリーズの第六作目で監督は山下耕作。主演の岩下志麻は本シリーズ四回目の出演で、相変わらずの貫禄をみせています。また極妻には欠かせないかたせ梨乃も出演しているので安心して下さいw個人的に気になったのは音楽で正直ちょっと違うかなと思いました。初期の作品と比べると内容的にも物足りない感じがするので、あまりオススメはできませんが、草刈正雄の演技が面白かったので気になる方はぜひこの機会に観て下さい。
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