監督 降旗康男 脚本 高田宏治 原作 家田荘子 撮影 木村大作 音楽 三枝成彰 企画 日下部五朗 編集 市田勇
▮あらすじ▮
関西の巨大組織・坂西組の三代目組長・坂西武雄(丹波哲郎)が倒れて入院、
妻の葉月(三田佳子)が一万五千人余の組員を抱えて切り盛りしていた。
組長代行の舎弟頭・寺田(成田三樹夫)は組の企業化を進めて四代目を狙っている。
そんな時、坂西のためなら命もいとわない若頭補佐・赤松(萩原健一)が出所してきた。
赤松には権力志向はないが、一部の幹部に推す者がおり、
三代目の死をきっかけに主導権争いが起こる。
また、赤松をめぐって葉月とクラブ“ローズタトゥー”のママ・野方操(かたせ梨乃)は
激しく女の情念の火花を散らす。
やがて寺田が四代目組長に決まると、葉月は赤松に三億円を渡し
「寺田との戦争に勝て!」と言い放つ。
赤松は寺田の子分・木曽を射殺して宣戦布告、アリバイ工作のために清美(吉川十和子)と
いう女を利用するが、健気に生きる姿に惚れていった。
寺田は赤松を破門するが、葉月から三代目の遺書があることを聞かされると・・・・
極道の妻たち 三代目姐
◆感想◆極道の妻たちシリーズ三作目で監督は降旗康男。本作の主演は三田佳子で極妻シリーズではこの作品のみの出演になります。脇を固めるのはお馴染みのかたせ梨乃、成田三樹夫、そして萩原健一などで、跡目争いの話だけではなく赤松(萩原健一)をめぐり、オンナの争いが起こるのが他のヤクザ映画とは違う所ですね。個人的には萩原健一が意外とヤクザっぽく見えなかったのが残念でしたが、かたせ梨乃や吉川十和子は色んな意味で頑張っていたので、観ておいて損はないと思います。オススメです
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