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監督 鈴木則文 脚本 鈴木則文 中島信昭 撮影 仲沢半次郎 音楽 木下忠司 企画 天尾完次 高村賢治 助監督 深町秀煕


▮あらすじ▮

四国に渡った一番星の桃次郎(菅原文太)とやもめのジョナサン(愛川欽也)は、

八十八カ所巡りの、とある御礼所で巡礼姿の清楚な女性・我妻和歌子(由美かおる)と知り合う。

美術大学卒でデザイナー志望の和歌子に二人はすっかりのぼせあがる。

 

そんな和歌子は倉敷のドライブイン“風車”でアルバイトをしながら花莚のデザインを

勉強することになったことから大騒動がもちあがる。

桃次郎はドライブインに入り浸り。ラブレター、プレゼントと大攻勢。

ジョナサンは、和歌子と一緒に撮った写真が原因で君江(春川ますみ)と離婚沙汰にまで発展。

 

そんな時、ワッパ仲間から幻の車と恐れられている宇和島の

“愛のコリーダ”号こと須田勘太(杉浦直樹)が桃次郎に挑戦してきた。

それぞれ自慢のデコレーションを賭けて、一番星とコリーダの凄まじいデッドヒートが展開した。

 

しかし、レース途中で、桃次郎は一番星号に飛び込んで来た臨月近い

妊婦・坂口千津(松原智恵子)を救い、

千津は無事、一番星の運転席で女の子を出産する。

その後、千津は桃次郎の世話で、“風車”で働くことになり、和歌子は勝負に負けた一番星号

に自慢の絵筆をふるった。

歳の瀬を迎え、ドライブイン“風車”に活気が溢れてきた時、和歌子のもとに悲しい知らせが届いた。

 

父の死後、みかん山を一人で経営してきた母親が病気で倒れ、借金三百万円を抱えてしまったのだ。

和歌子は、その借金返済のため、松山に帰り、不本意な嫁入りを覚悟する。

 

事情を聞いた桃次郎の男気が爆発。全財産を投じて、闘牛場で須田勘太の持つ牛に賭け

賞金三百万円を手に入れた。

賞金を掴んだ桃次郎は勇躍和歌子に会いに行ったが、

彼女には一緒に染色仕事をしている恋人がいることを知る・・・・

 

 

トラック野郎 天下御免

◆感想◆トラック野郎シリーズの第四作目で、監督は鈴木則文。本作の舞台は山陽・四国でマドンナ役には由美かおるが起用されています。内容的にはお笑いの要素がやや薄めで、人情的な話が多めの回になっています。それでもトラック野郎らしい乱闘シーンやカーチェイスなどはしっかりありますのでご安心ください。印象に残っているのはジョナサン(愛川欽也)の娘・サヤ子(吉田利香)。めちゃくちゃ可愛いのでこちらも注目です。

 

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アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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