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監督 降旗康男 原作 浅田次郎 脚本 岩間芳樹 降旗康男 撮影 木村大作 音楽 国吉良一 企画 坂上順 制作 高岩淡


▮あらすじ▮

北海道の幌舞線の終着駅幌舞の駅長・佐藤乙松(高倉健)は、鉄道員(ぽっぽや)

一筋に人生を送ってきた男だ。

幼い一人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、彼はずっと駅に立ち続けてきた。

だが、その幌舞線も今度の春で廃線になることが決まっていた。

 

その最後の正月、かつて乙松と共に機関車を走らせていた同僚で、

今は美寄駅の駅長の杉浦(小林稔侍)が乙松を訪ねて幌舞駅へやってきた。

彼は、今年で定年になる乙松に一緒にリゾートホテルへの再就職を勧めにやってきたのだ。

 

しかし、鉄道員一筋の乙松はその申し出を受け入れようとしない。

やがて、終電が終わるとふたりは酒を酌み交わし、懐かしい想い出話に花を咲かせた。

 

一人娘の雪子の誕生と死、炭坑の町として幌舞が賑わっていた頃のこと、

機関士時代の苦労、愛妻・静枝(大竹しのぶ)の死。

 

そんな乙松の前に、ひとりの少女が現れる。

正月の帰省で都会からやってきた子供と思われたが・・・・

 

 

 

鉄道員 (ぽっぽや)

◆感想◆直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説を降旗康男×高倉健コンビで映像化。妻と子を失った定年間際の孤独な”ぽっぽや”を高倉健が好演しています。脇を固めるのは小林稔侍吉岡秀隆大竹しのぶなどに加え、志村けん、広末涼子など面白すぎる組み合わせとなっております。志村けんは得意の酔っぱらいを演じていますし、広末はこの時18歳前後で可愛さの限界に達しています。内容の方は後半に入り、ちょっと驚くような展開になりますが、これが泣けます。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、気になる方はぜひ観てみて下さい。オススメです。


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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