監督 中島貞夫 脚本 高田宏治 原案 桂木薫 撮影 北坂清 音楽 近藤等則 企画 日下部五朗
▮あらすじ▮
十八年前、敵対する八神一家の組長を襲い、刑に服していた宝来蘇鉄(松方弘樹)が出所してきた。
兄弟分の大木戸(夏八木勲)は今や組員一万五千人の巨大組織・朋友連合の首領となっていたが、
八神一家の襲撃の時には震え上がって何も出来ず、
おまけに宝来のいない間に彼の妻・朱美(池上季実子)を手籠めにしたといういきさつもあり、
宝来を最高顧問として迎えるというのは体裁ばかりで、
彼の暗殺を密かに狙っていた。
一方、極道に戻る気のない宝来は大阪茶屋町の屋台村に身を寄せる。
そこには刑務所で知り合った和久(山口達也)や隈木(川谷拓三)、
スナック″ガラスの兎″で歌うジェーン(田村英里子)らが居た。
そんな宝来をかつぎ上げようとした朋友連合・九州支部の柳原(綿引勝彦)の招きで、
大阪を発った宝来は、雲仙で和久の母親である高級旅館・半水盧の女将・雅世(多岐川裕美)
と知り合うが、
柳原の離反をつきとめた朋友連合理事長・各務の策略により柳原は宝来を裏切って襲撃、
雅世が巻き込まれて死んでしまった。
逆上し大木戸の娘・加那を誘拐した和久を宝来はなおも諭すが、、逆に和久が人質にされる。
大木戸の所業を全て知った宝来は遂に彼と対峙することになるが・・・・
首領を殺った男
◆感想◆日本の首領シリーズやまむしの兄弟シリーズで有名な中島貞夫監督が90年代に撮った作品で、主演は松方弘樹。この映画、コテコテのやくざ映画かと思ったら意外とそうでもなく、途中までは何映画かわからないくらいでした。個人的には久しぶりに観た田村英里子とか、比較的まともな人の役で登場する川谷拓三が良かったです。最後に衝撃の事実を知らされる宝来。生き残るのは誰か?まだの方はぜひ観て下さい。オススメです。
価格:4880円 |
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