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監督 鈴木則文 脚本 掛札昌裕 中島信昭 鈴木則文 撮影 中島徹 音楽 木下忠司


▮あらすじ▮

晩秋、青森からの輸送を終えた桃次郎(菅原文太)は、ジョナサン(愛川鉄也)の女房、

君江(春川ますみ)の計らいで、お見合をすることになったが、

付き添いで来ていた未亡人の北見静代(大谷直子)に一目惚れしてしまう。

 

そんなこともあり、静代のいる”みちのく”通いが多くなった一番星の前に

アメリカ帰りのコンボイ野郎、九十九譲次(黒沢年男)という強力なライバルが現れる。

 

一方、お人好しのジョナサンは、人身事故を起した仲間のサラ金の保証人になっていたが、

その仲間が蒸発してしまい、金融業者の朝から晩まで、返済を迫る電話や、いやがらせで、

すっかりノイローゼになっていた。

トラックまで抵当に取られて四苦八苦のジョナサンに見かねた仲間がカンパするが追いつかない。

 

そこへ、トラック野郎たちのアイドル、花巻のドライブ・イン“みちのく”のウエイトレス、

鮎子(舟倉たまき)を密かに想っていたリンゴ園の伜、馬場作太郎(新沼謙治)が、

明日のばん馬・レースに自分の馬が優勝すれば、その馬を二百万で売れるから是非使ってくれ

と言いだし、大喜びのトラック野郎たち。

 

レースでは見事優勝し、賞金を勝ち取って、借金のアナ埋めにした。

ある日、花巻を走っていた一番星は飛んで来た模型ヒコーキにも気がつかず、

車で踏み潰してしまう。

潰されたヒコーキの側で一番星をにらみつけている男の子の母親を見てびっくりする桃次郎。

なんとあの夢にまで見た憧れの静代だった。

 

憎らしい口をきくヒコーキの男の子が静代の息子・誠だとわかるや桃次郎は

潰してしまったヒコーキの替りを運んで誠の気を引こうとするが、いっこうに相手にされない。

それにもめげず桃次郎は徹夜で作ったヒコーキを渡しに静代の家を訪ねた。

 

父親のいない誠はようやく心を開き、桃次郎を父ちゃんと呼ぶようになる。

そんな桃次郎を見て静代の心は動くが、彼女は自分の故郷で生き抜く決心を固め、

桃次郎に別れの手紙を書いて去っていった。

 

ドライブ・イン“みちのく”でひとり淋しく正月を祝っている桃次郎に、

あと二時間しかないが、大野村まで荷を届けてくれという緊急の仕事が飛び込んで来る。

 

 

 

 

トラック野郎 一番星北へ帰る

◆感想◆トラック野郎シリーズの第八弾で、今作のマドンナは大谷直子。菅原文太と言えば「仁義なき戦い」シリーズや「まむしの兄弟」シリーズ、「関東テキヤ一家」シリーズなどが有名ですが、このトラック野郎シリーズも忘れてはいけません。昭和の時代の何でもアリなかんじがよく出ていて、下ネタに暴力、交通違反などテレビ放送はかなり難しい内容となっておりますw面白かったのは、ばん馬レースの場面、完全な動物虐待です。w脇役も面白い役者揃いで楽しい映画なので、まだ観たことない方はこの機会に是非。オススメです。

 

アオシマ 【再生産】1/32 トラック野郎 No.04 一番星 男一匹桃次郎【66492】 プラモデル


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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