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監督 北野武 脚本 北野武 撮影 柳島克己 音楽 鈴木慶一 プロデューサー 森昌行 吉田多喜男


▮あらすじ▮

元ヤクザの組長・龍三(藤竜也)は、引退し今は息子の龍平(勝村政信)の家族と暮らしている。

 

ある時、連休に龍平が妻の実家へ帰省、留守を預かる龍三に半グレ「京浜連合」から

オレオレ詐欺の電話がかかる。

 

これをきっかけに京浜連合と龍三との抗争が始まった。

 

龍三はかつての仲間や敵対していた組長を集め、高齢者しかいない暴力団・一龍会を結成する。

 

ある日、京浜連合の徳永と遭遇し、彼の借金取り立てのやり方に腹を立て、

京浜連合の本社に乗り込んだ一龍会は京浜連合のボス・西(安田顕)に仁義を切るが

彼はマル暴の村上(ビートたけし)を呼び龍三たちを追い出してしまう。

 

村上から警告を受けたものの龍三は意に介さず、かつての縄張りを取り戻し

京浜連合の商売を邪魔していく。

 

そんな中、龍三の子分・モキチ(中尾彬)の孫娘が京浜連合に連れ去られてしまう。

怒ったモキチは一人で京浜連合に乗り込んで行くが、返り討ちに遭い殺された。

 

龍三は報復するため子分たちを引き連れ西の元に向かった・・・・

 

 

龍三と七人の子分たち

◆感想◆北野武監督の2015年の作品で、今作では元ヤクザの老人と半グレの抗争をコメディタッチで描いています。キャスティングは北野作品には余り出ていない方が多いですが、爺さん達はかなり濃い面子でなかなか面白かったです。印象に残るのは死んでもなお戦い続ける中尾彬とか、見た目から面白い早打ちマックこと品川徹などですかね。所々笑わせてはくれますが、残念なのは最後イマイチ盛り上がらずに終わってしまうことです。最後さえもっと驚くような終わり方をしてくれればもっと評価が上がった映画だと思います。気になる方はぜひ観て下さい。オススメです。


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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