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監督 岡本喜八 原作 大宅壮一 脚本 橋本忍 撮影 村井博 音楽 佐藤勝 ナレーター 仲代達矢


▮あらすじ▮

太平洋戦争末期の19457月、日本はポツダム宣言の受諾を迫られていた。降伏か本土決戦か。

連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出なかった。

そんな中、広島、長崎に原爆が投下される。

 

日本の敗戦が決定的となった昭和20814日、御前会議によりポツダム宣言の受諾が決定。

政府は天皇による玉音放送を閣議決定し準備を進めていく。

 

しかし、陸軍将校たちはこれに反発し、畑中少佐(黒沢年男)らはクーデターを画策。

天皇陛下が録音した玉音放送を阻止するために動き出す。

 

反乱軍は森師団長(島田正吾)を説得するが、聞き入れてもらえず、激昂した畑中は

師団長を殺害してしまう。

嘘の命令を出した反乱軍は近衛師団を決起させ、宮城(きゅうじょう)を占拠した。

躍起になって玉音放送の録音盤を捜すが、見つからない。

 

その一方で、阿南陸軍大臣(三船敏郎)は、全ての責任を取るため部下の見守る中、

短刀を手に取った・・・・

 

 

 

 

日本のいちばん長い日

◆感想◆岡本喜八監督による2時間37分の大作で、キャストもこの時代のオールスターと言っても過言ではないくらいの役者さんが出演しています。最初から最後まで一瞬も気の抜けない緊張感のあるリアルな作品で、最後まで飽きずに観れました。印象に残るのはやはり終盤の三船敏郎の自決シーンで、かなり衝撃的です。他にも内閣総理大臣役の笠智衆や青年将校の黒沢年男・天本英世など個性の強い役者が映画を面白くしています。戦争映画の中でも完成度の高い名作だと思います。オススメです。

 

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アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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