監督 根岸吉太郎 原作 赤川次郎 脚本 鎌田敏夫 音楽 加藤和彦 撮影 仙元誠三
▮あらすじ▮
女子大生の新井直美(薬師丸ひろ子)はあと一週間で父親の待つアメリカに旅立つことになっている。
ある日、直美は憧れのサークルの先輩・永井にデートに誘われた。
バイクで海に向かった永井は海辺の店でペンダントを買い、直美にプレゼントする。
夕食の後、直美が帰りたくないというので二人はホテルの一室に居ると、
突然、見知らぬ男が入ってくる。 直美の叔父と名乗るその男は永井を追い出してしまった。
実はこの男、辻山秀一(松田優作)は私立探偵で、直美の父の元秘書・長谷沼(岸田今日子)から、彼女のボディー・ガードに雇われたのだった。
ある日、その辻山のアパートに前妻の幸子が駆け込んで来る。
彼女の愛人で岡崎組の跡取りである和也がホテルのシャワー室で何者かに刺殺されたという。
ホテルの部屋は密室状態だったので、警察は幸子を殺人の容疑者として指名手配。
そして国崎組も幸子の行方を追っていた。
辻山と直美は幸子を何とか移動させ、ひとまず直美の家で匿うことにした。
真犯人を見つけるために、直美は国崎組の和也の葬儀に参列してみた。
そこで国崎組の岡野(財津一郎)と未亡人の三千代が二人きりで会話しているのを目撃する。
この二人の関係が怪しいので、会話を録音したが、国崎組に見つかり追いかけまわされてしまう。
ある夜、辻山と幸子がベッドにいるのを見て、ショックをうけた直美は、街を彷徨う。
そして見知らぬ男の誘いに乗って、ホテルに入ってしまった。
そのホテルは和也が殺されたホテルで、直美はシャワールームの換気口から何とか逃げ出した。
急いで帰宅すると、辻山は録音テープを持って国崎組に向かった後だった。
しかし辻山は違うテープを持っており、慌てて直美は国崎組に向かう。
これにより、岡野と三千代の不倫関係が国崎剛造(藤田進)に知られ、岡野は
おとしまえを付けるが、和也は殺していないという。
直美は国崎剛造や岡野たちを連れホテルに行き、換気口の説明をする。
実際に換気口を通って隣の部屋に移動して見せると、そこでペンダントを発見した。
そのペンダントは直美の見覚えのあるものだった・・・・
探偵物語
◆感想◆松田優作と薬師丸ひろ子というちょっと面白い組み合わせの作品で、原作は赤川次郎。内容的に特別面白いとも思わないが、80年代を思い出させてくれるのと、薬師丸ひろ子が可愛いのでたまに観てしまいます。印象に残っているのはやはり最後のキスシーンですが、この映画ではこのシーンばかり話題になるので、その他を考えてみたら・・・・・特になかったですwまあ堅苦しい名作ばかり観ていても疲れるので、たまにはこういった映画も良いのではないでしょうか?オススメです。
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