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監督 市川崑 脚本 久里子亭 制作 永田秀雅 音楽 芥川也寸志 撮影 小林節雄


▮あらすじ▮

警官の汚職事件の記事を書いた記者の北長子(京マチ子)は、それが原因で文芸公論をクビになってしまう。

困っている長子に友達の赤羽スガが、長子自ら一カ月間失踪して、

そのルポルタージュを書き、その長子を探す懸賞募集というプランを、雑誌社に売りこめとすすめた。

 

長子は週刊ニッポン社と契約して、スガの紹介で第億銀行の白州(山村聡)に資金を借りに行く。

 

その白州は部下の千木(船越英二)や六井(春本富士夫)と共謀して、自分たちの預金横領の犯人に

長子を仕立てようと企んだ。

 

失踪完遂の前日、長子の元に身に覚えのない請求書が届く。

しかもその北長子という人物は第億銀行に勤めているらしい。

 

変装した長子は白州を訪ね聞いてみると、何か隠しているような様子だったので、

調べていくと、長子の替玉の中村竹子のいることも、白州たちの悪事も知った。

 

その後、六井を訪ねると何者かに殺害されていた。

そして、後から来た六井の妹・ふき子に犯人と勘違いされてしまう。

 

長子は警察にも追われることになったため、私立探偵の鳥飼に事件解決の協力を頼みに行った。

千木を使い、替玉の竹子の居所をつかんだ長子は、乗り込んで行ったが

返り討ちに遭い、監禁されそうになるが何とか脱出に成功した。

 

竹子の所で荷物の預り証の三分の一を手に入れ、その後ふき子から残りを貰った長子は

荷物を横取りしてみたが、中身はただの新聞紙だった。

 

今度は白州の所に行って、荷物の一件を聞くと、白州は長子に猟銃を向けてきた。

部屋に銃声が鳴り響いたが、撃たれたのは・・・・

 

 

穴 1957

◆感想◆京マチ子主演で市川崑監督作品ということで、観てみました。とにかくテンポが速くて、忙しい感じの映画で、集中してないと訳が分からなくなりますw主演を務めた京マチ子は流石に上手すぎで、彼女の七変化を見ているだけでも充分楽しめる内容となっています。あとは船越英二が最後にとんでもない行動に出るのが面白かったです。コメディタッチで描かれていて、オシャレな雰囲気もある隠れた名作??オススメです。

 

 

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アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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