監督 北野武 脚本 北野武 音楽 久石譲 撮影 柳島克己 プロデューサー 森昌行 吉田多喜男
▮あらすじ▮
祖母と暮らす小学3年生の正男(関口雄介)は、夏休みを利用して写真でしか見たことのない母に会いに行く事を決意する。
祖母の知り合いのおばさん(岸本加世子)は、正男ひとりで行かせるのは心配なので、
自分の夫で無職のチンピラ・菊次郎(ビートたけし)を同行させた。
乗り気ではなかった菊次郎が正男と向かった先は競輪場。
正男が適当に言った数字で大儲けし、翌日もまた競輪場に足を運んでしまった二人。
しかし幸運は続かず、旅費のほとんどを使い果たしてしまった。
その日の夜、タクシーを奪った菊次郎はなんとか観光ホテルに辿り着く。
ホテルのプールで遊び、宿泊した二人は今度はヒッチハイクで母の住む豊橋方面に
向かおうとするが、なかなか上手くいかない。
なんとかデート中のカップルの車に乗せてもらったあと、たまたま知り合った
小説家志望のワゴンに乗る青年に協力してもらい、
母の住む家までたどり着いた正男だったが、厳しい現実が待っていた・・・・
菊次郎の夏
◆感想◆北野武監督の作品と言えば、「ソナチネ」や「その男、凶暴につき」など暴力的なイメージが強いですが、この作品はかなりお笑い色が強いです。とは言え、終盤にはジーンとくる場面もあり、ちゃんと映画になっていると思いました。また久石譲作曲のメインテーマ「Summer」もハマっていて素晴らしいです。気軽に観れる感じの作品なので、迷ったときはこういうのが良いかもしれません。オススメです。
価格:1650円 |
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