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監督 増村保造 原作 谷崎潤一郎 音楽 山内正 撮影 小林節雄 脚色 新藤兼人


▮あらすじ▮

弁護士・柿内孝太郎(船越英二)の妻・園子(岸田今日子)と、徳光光子(若尾文子

この二人は同性愛の噂が立っていた。

 

美術学校に通う園子は、無意識のうちに光子に似た観音を描いてしまうほど、

惚れこんでいる。

ある日、園子は光子の裸を描かせて欲しいと頼み、その美しい裸体を観た園子は

我を失い、激しく抱き合った。

 

その後、光子に綿貫栄次郎という情夫がいることを知って、裏切られたと

園子は落胆する。

 

しばらく距離を置いた二人だったが、今度は綿貫が誓約書を持ってきて、

光子への愛を二人で分かち合おうと持ちかけてきた。

これにより、奇妙な三角関係が生まれた・・・・

 

この三角関係は綿貫によって、園子の夫・孝太郎にも知られることとなる。

綿貫との関係を終わらせたい光子は、園子と狂言自殺を画策する。

睡眠薬を飲んだ二人だったが、園子は朦朧とした意識の中で、

夫・孝太郎と光子の情事を目の当たりにする。

 

孝太郎が光子に夢中になってしまったため、新たな三角関係が始まった・・・

 

 

 

卍(まんじ)

◆感想◆何回も映像化されている谷崎潤一郎原作のこの作品。若尾文子はバイセクシャルには見えないが、岸田今日子はガチっぽく見えてしまい、ちょっと怖かったです。後半、園子の夫・ 船越英二まで参戦してきて、メチャクチャな展開になる辺りはさすが谷崎潤一郎という感じでした。そして最後はショッキングな終わり方をします。気になる方は是非観てください。オススメです。

 

 

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アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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