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監督 伊丹十三 脚本 伊丹十三 音楽 本多俊之 撮影 前田米造 編集 鈴木晄


▮あらすじ▮

税務署の調査官・板倉亮子(宮本信子)は、パチンコ店の所得隠しを見破ったり

スーパーの売り上げ計上漏れを指摘するなど、地味な仕事を続けていた。

 

そんなある日、実業家・権藤英樹(山崎努)の経営する、ラブホテルに目を付けた亮子は調査に入る。

しかし、税務署の業務では限界があり、したたかな権藤はなかなか尻尾を出さなかった。

 

そんな中、亮子は国税局査察部の査察官・通称マルサに抜擢される。

ある日、権藤に捨てられた愛人から密告の電話があり、ふたたび権藤の調査に入る。

 

査察部の協力を得て、本格的な内定調査を進めていくと、

暴力団や政治家、銀行などが絡んだ大型脱税が見えてきた・・・・

 

 

マルサの女

◆感想◆この作品は脱税を扱った映画なので、つまらなそうと思う方も多いと思います。しかし、そこはさすが伊丹監督、個性の強い役者を使って面白く仕上げています。中でも権藤役の山崎努、マルサの宮本信子がイイ味だしてます。敵対していたはずの権藤と亮子はいつの間にか、謎の友情のようなものが芽生えてくる所がこの作品の良いところですね。また、音楽もなかなか個性的で忘れられないです。まだの方はぜひ観て下さい。


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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