監督 増村保造 脚本 星川清司 撮影 小林節雄 音楽 山内正 助監督 崎山周
▮あらすじ▮
昭和十三年、士官学校を卒業し、陸軍へ少尉入隊が決まった三好次郎(市川雷蔵)は、
同じ幹部候補生らととある場所に集められる。
そこは日本で初めての諜報員養成所、中野学校だった。
突然、スパイの教育を受けることとなった次郎は戸惑ったが
草薙中佐(加東大介)の熱意に負け、スパイになる覚悟を決める。
武道や射撃、飛行機の操縦、政治学などを勤しむ日々を送っていた次郎。
その一方で、次郎の恋人・布引雪子(小川真由美)は、何の知らせもないことから、
連隊区司令部などで次郎のことを聞いたが、消息をつかむことはできなかった。
しばらくして、次郎たちは九段から中野電信隊跡に移動した。
ここでは、変装やダンス、窃盗術、女の肉体を喜ばせる方法までも教授された。
その頃、雪子は次郎を捜すため、参謀本部の暗号班にタイピストとして勤め始める。
自殺者が出るほどの過酷な訓練を耐え抜いた次郎たちは、遂に卒業試験を迎えた。
その試験とは、英国領事館の外交電信暗号コードブックの内容入手であった。
アメリカ帰りの洋服屋に成りすました次郎は、領事館の暗号係のデビットソンに接近、
さらに出入りの中国人コックを買収して領事館に侵入し、
コードブックを撮影して見事内容入手に成功した。
しかし、コードブックの内容は何故か変更されていた…………
次郎は参謀本部から情報が漏れたのではないかと感じ、参謀本部を訪れるが、そこで雪子の姿を見る。
不審に思った次郎は雪子を尾行した。
コンサート会場で雪子は英国人・ラルフから怪しい紙片を受け取っていた…………



陸軍中野学校
◆感想◆陸軍中野学校シリーズの第一弾、この作品はシナリオがとても良くできていて、特に後半の展開は予想できなくて面白かったです。市川雷蔵が最後、恋人・雪子(小川真由美)に何をするか、ここでは言いませんが完全にスパイになってしまったところに怖さを感じました。シリーズ化されているので、これから全作観たいと思います。
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