監督 清水宏 原作 坪田譲治 脚色 清水宏 斎藤良輔 音楽 斉藤正夫
▮あらすじ▮
昭和の頃、善太・小学5年生(葉山正雄)と三平・小学1年生(爆弾小僧)の兄弟は楽しい夏休みを過ごしていた。
ある日、父(河村黎吉)の会社に弁当を届けに行った三平は、何やら揉めている父の姿を目撃する。
その後、私文書偽造の疑いをかけられた父は警察に連行されてしまう・・・・
家計を支えるために母は働かねばならず、三平は叔父の家に預けられることになった。
腕白な三平は無茶な遊びばかりして叔父や叔母を困らせる。
ある時、河童に会いに行くと言い残した三平は行方不明に・・・・
村中大騒ぎで捜索すると、曲馬団(サーカス団)と一緒に曲芸を練習していた。
困った叔母は三平ではなく、兄・善太なら預かると言い始める。
結局、三平・善太は家に戻り父の帰りを待つことにした・・・
母と三平が家に帰ると、善太が何かを読んでいた。
父の日記を読んでいるという、その中に父の探していた譲渡証が見つかった。
母はこれでお父さんが帰ってこれると喜んだ。
清水宏監督作品
◆感想◆この作品はとにかく子供。子供だらけで、今まであまり観たことないような映画でした。善太と三平の兄弟は仲が良く、両親を尊敬しているところが伝わってきました。また三平のヤンチャぶりは凄まじく、叔父さんが慌てて救出にいくシーンなんかは見所です。結局、父は帰ってくるわけですが、子供たちは嬉しすぎて泣いてしまいます。とてもほっこりする良い作品だと思いました。おすすめです。
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