監督 脚本 原作 木下惠介 音楽 木下忠司 撮影 楠田浩之 主題歌 若山彰
▮あらすじ▮
昭和のはじめ頃、新婚の灯台守、有沢四郎(佐田啓二)と妻・きよ子(高峰秀子)は
四郎の勤務先の観音埼灯台で暮らし始める。
一年後、今度は北海道の石狩灯台に転勤になり、この地で、長女・雪野(有沢正子)と
長男・光太郎(中村賀津雄)の二人の子を授かる。
数年後、九州の女島灯台では夫婦別居を経験し、その後に佐渡の弾埼灯台の頃には日米開戦を迎え
、多くの同僚などを失うが有沢一家は何とか生き延びる。
戦争が終わり、男木島灯台に勤務していた有沢。
ある日、警察から電話が掛かってくる。息子の光太郎が不良に刺されたとのことだった。
勤務中の四郎を残し、きよ子は病院に向かった・・・・
喜びも悲しみも幾歳月
◆感想◆ 灯台守の夫婦の25年間を描いた作品ですが、2時間42分あっと言う間でした。夫婦二人三脚で様々な困難を乗り越えていく姿は感動しましたし、二人に関わる人々が魅力的な人ばかりというのが、この作品の良いところですね。高峰秀子はほとんど白黒で観ていたので、カラーというのも新鮮でした。日本の隅から隅まで移動する物語なので、ロードムービー的な楽しみ方もできます。自信を持っておすすめできる映画です。
文庫 高峰秀子との二十年 (草思社文庫) [ 斎藤 明美 ] 価格:1760円 |
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