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監督 小津安二郎 脚本 池田忠雄 荒田正男 音楽 伊藤宜二 撮影 杉本正次郎

「偉くなくとも、正しく生きる。」の映画であるw


▮あらすじ▮

信州の製糸工場で働く母(飯田蝶子)とその一人息子(日守新一

母子家庭で貧しい暮らしをしている。

 

ある日、息子・良助は上京して中学に進学したいと言い出す。

母は息子の強い思いに負け、進学を許すことにした。

 

時が経ち、息子から就職したという連絡がきて母は上京することに・・・

そこで母は絶句する。

 

息子はいつの間にか結婚して、子供が居たのだ。

しかも出世できずに、夜間学校の教師をしているという。

 

息子の立身出世を願って必死に働いてきた母は息子の不甲斐なさに涙する。

その翌日、近所に住む貧しい家の子供が大けがを負ってしまう。

息子・良助は嫁の大事な着物を売って作ったお金を迷うことなくその子供の

母に渡す。

 

出世はできなかったが、立派に育った息子を見て、母は安心して信州に帰る。

 

一人息子

 

◆感想◆ この映画、配役が素晴らしいと思いました。

昔の役者さんはホントに上手いですね。最後の方で母の置き手紙の中にお金が入っている
シーンで私は泣きそうになりました、いや泣きました。

古いから、白黒だからイヤだとか言わずにとにかく観てもらいたい作品です。


アルプスの与太者

映画、音楽、文学、古いものが大好きです。  

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